
付録A
4.3.1 ゼネラル・フォーマット識別子
DATAパケット中のクォリファイア・ビット(Qビット)は、VDLでは0に設定されるものとする。VDLでは、モジュロ8シーケシングが使用されるものとする。
注:サブネットワーク・エンティティは、その同位サブネットワーク・エンティティがモジュロ128シーケシングの使用を要望する場合、適切な原因コードを含んだ復旧確認(Clear Confirmation)を受信する場合がある。
4.3.2 発呼及び着呼DTEアドレス
発呼及び着呼DTEアドレスは、4.3.2.1項から4.3.2.3項に詳記されたとおりであるものとする。
4.3.2.1 符号化
オクテット5とそれに続くオクテットが、順に以下のアドレスを構成するものとする。
a)着呼DTEアドレス
b)発呼DTEアドレス
4.3.2.1.1 アドレス・フィールド
この可変長フィールドは、非公式にはアドレス・フィールドとして知られている。アドレス・フィールドは、2進化10進数(BCD)形式で符号化されるものとする。特定の場合、アドレス・フィールドは、オクテットの整数値でまとめられるものとする。
4.3.2.2 航空機DTEアドレス
航空機DTEアドレスは、24ビットICAOバイナリ・アドレスの8進数表現をBCD符号化したものとする。
4.3.2.3 地上DTEアドレス
VDLサブネットワーク固有の地上DTEアドレスは、ADMのBCD符号であるものとし、選択的に(ATNマニュアルで定義されるNETからの)ARSフィールドであるものとする。それは、着呼アドレス拡張ファシリティで送信されるものとする。ファシリティ・コードの後の最初のオクテットのビット8は、1に設定され、ビット7は0に設定されるものとする。VDLサブネットワーク固有の地上DTEアドレスを使用する場合、着呼アドレスは含まれないものとする。
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